J1ベガルタ仙台8強なるか

J1ベガルタ仙台 天皇杯4回戦勝てるか?
以下NEWS記事より

J1ベガルタ仙台は17日、天皇杯4回戦でC大阪と対戦する(17時、金鳥スタ)。FW太田吉彰(28)は、リーグ戦(5月7日)でのC大阪との対戦(アウェー)で先制弾を放っており、磐田時代を含めて金鳥スタジアムでは3得点と相性がいい。5月の試合は後半ロスタイムに追いつかれて1-1のドローだったが、今度こそV弾を決める。チームは16日、仙台市泉区の泉サッカー場で約1時間の最終調整を行った。

 大会ベスト8進出を目指す情熱が、この冬最初の本格的な降雪を瞬時に溶かす。FW太田は「勝利につながる得点を挙げられれば…。トーナメントなので引き分けは絶対にない。点を取らないと勝てません」と、白い息を弾ませた。

 会場となる金鳥スタジアムの敵陣ゴールが大きくみえる。5月のC大阪戦(アウェー)では、前半30分に右足で先制弾。磐田時代は2得点を挙げ、通算3ゴールと相性のよさに気をよくしているのだ。

 だが、前回の金鳥スタジアムでは、後半ロスタイムに相手のFW小松塁(28)に同点とされ、1-1のドロー決着。今度こそ、“V弾”を決める思いは人一倍強い。

 移籍2年目の今季リーグ戦は、全34戦中30戦に出場して4得点。うち20試合に先発出場した。FWマルキーニョス(35)が東日本大震災の影響により、4月9日に電撃退団。太田はJリーグ再開の同23日までの間にサイドハーフからFWへ移り、スピードを生かしてレギュラーに定着した。

 昨季の21戦出場、無得点を上回り、「充実したシーズンだった。ベガルタの戦術も理解でき、多少なりとも貢献できた」と確かな感触もつかんだ。クラブ史上最高成績の4位に入ったリーグ戦の勢いを、天皇杯でも持続させる。

 仙台市はこの日、朝から雪が降り、午前10時半からの最終調整はタッチパス中心に軽く体を動かした。セットプレーの確認はしなかったが、「毎日やっているし、関係ありません。リラックスできた」と自信を漂わす。大震災に遭遇した忘れられない一年。「サッカーをやれるうちが幸せ。より多くゲームをやりたい。元日に国立(競技場)へいく第一歩です」。

 来年1月1日の決勝戦に駒を進め、天皇杯初優勝を果たせば、自力でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に初出場できる。太田の速攻が、夢の扉をこじ開ける。

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